水木しげるさん命日の30日、記念館に献花台 「亡くなられて9年。先生のご功績で大勢のファンが訪れるロードに」 ファンら手を合わせ感謝の言葉 、1日も 鳥取県境港市
境港市出身の漫画家、水木しげるさん(1992~2015年)の命日の30日、同市本町の水木しげる記念館前庭に献花台とメッセージボードが設けられた。ファンらが花を手向け、手を合わせて、妖怪画や感謝の言葉を書き込んだ。1日も午前10時から午後5時の間、設けられる。 【写真】水木しげるさん命日、記念館に献花台 手を合わせるファンとお供えの花
地元の水木しげるロード振興会(柏木徹会長)などが毎年取り組んでいる。 30日午前は献花式があり、柏木会長や水木しげる記念館の庄司行男館長らが献花した。柏木会長は「亡くなられて9年。先生のご功績で大勢のファンの方に来ていただけるロードとなった」と感謝の言葉をささげ、市の渡辺文産業部長が伊達憲太郎市長のメッセージを代読。5年ぶりに同ロードの年間入り込み客数が200万人超えの見込みであることを伝えた。市によると29日現在の入り込み客数は188万1519人。 同記念館入館者には30日に続いて1日も、先着200人に郷土の風習にちなみキャラメルが配られる。