ウナギ・サヤカ&柳川澄樺も参戦、2024年グランプリを手にしたのはメキシコ軍のイシス!
大観衆が詰めかけたアレナメヒコは「メヒコ」コールの大合唱
メキシコのプロレス団体CMLLは10月25日アレナメヒコ大会を開催。 ■10月25日 アレナメヒコ ▼トルネオシベルティコ(CMLL式イリミネーションマッチ) 時間無制限勝負 レイナ・イシス&ダーク・シルエタ&アマポーラ&キラ&スカディ&エラ&サネリィ&プリンセサ・スヘイ&セウシス&ジュビア (10-9)レッド・ベルネット&ウナギ・サヤカ&柳川澄樺&ウィロー・ナイチンゲール&ビバ・バン&サマンタ・ブラック&ラ・カタリナ&アレックス・ウインザー&テサ・ブランチャード&ペルセフォネ 決勝=イシス(体固め)ベルベット ※レイナ・イシスが優勝。 【動画】日本代表でウナギ・サヤカ、柳川澄樺が出場した女子グランプリのダイジェスト ついに訪れたグランプリ。今年はメキシコ軍10選手、多国籍軍10選手と過去最高の参加人数となった。 日本代表のウナギ・サヤカ、柳川澄樺はメキシコ入り以来、各アレナでの大会へ参加。初戦ではいきなりCMLL世界タッグへ挑戦。その後、多国籍軍のチームメイトと合流し、メキシコ軍との対抗戦を繰り広げていた。 軍隊によるセレモニーの後、いよいよ今年もグランプリが切って落とされた。大観衆が詰めかけたアレナメヒコは「メヒコ」コールの大合唱。多国籍軍の入場では、ウナギに歓声が起きる。 このメキシコ遠征では、ウナギの人気と知名度がどんどん上がり、本来ならブーイングが起きるところを声援が半分ほど占めるという現象が起きている。 まずは両陣営とも円陣を組み、気合を込める。ウナギはキラと対戦、コーナーでのスタナー、さらにエプロンサイドでのキックと攻め立てる。しかし、エプロンに突進されての回転エビを決められる。これで場外のフェンスに腰を強打する。 その後、柳川とイシスへ。3回転コルバタを決めると、カカト落とし、さらには回転エビ固め。さらにコーナーからのフラ イングモディシザース、ドロップキックとうちこむ。 続いて柳川とキラ。柳川はアームホイップから3回転式のエビ固めで丸め込まれるも2カウント。さらにファイヤーバードスプラッシュを狙われたが、なんとか回避。逆にコードブレーカーでたたきつける。 そしてエクスプロイダーから、Glesin(グルシン)を決め、キラからギブアップを奪った。20人のうち、最初の脱落者がキラとなった。 続いては柳川とシルエタ。柳川が浴びせ蹴りを決めるとウナギも割って入り、日本人によるダブルの連携が繰り広げられる。まずは合体式ブレンバスターから、ウナギがスライディングTANAKA、続けて柳川がそうまとうを決める。 さらにはコンテンポラリーキックを決めるも2カウント。そして1010も決めたが惜しくも2。しかしシルエタが反撃に転じ、必殺のシルエタドライバーを食らい、柳川が4人目の退場となった。 その後、ウナギとアマポーラ。ウナギがフェースバスター。アマポーラもスピアーで返す。エルボー合戦から、アマポーラがコーナースピアー、低空ドロップキックと攻め立てるも、ウナギがキックから、城門突破、さらにはこれより我は修羅に入るで3カウントを奪い、アマポーラを退場させた。 その後、参加メンバーが次々と脱落していき、半分ほどの選手たちが消えていく。ここでウナギとイシスの絡みとなり、イシスが攻め立てるもウナギも拙者、蒲焼き者で候。を繰り出すが2カウント。イシスが反撃に移り、トップロープからのボディプレスでウナギの退場となった。 最終的にはイシスとレッド・ベルネットの2人が残り、イシスが勝利。2024年のグランプリを手にしたのはメキシコ軍のイシスとなった。 振り返れば、ウナギ、柳川のメキシコ遠征も1週間が経過。ウナギはその実力を示しており、柳川も成長の足跡がはっきりと見える。ウナギと柳川はきっちりと、その名をメキシコに刻み込んでいる。
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