ドラゴンズの“起爆剤”に…?中日、1軍定着が待たれる有望株(4)1軍に呼ばれた“ルーキー戦士”
シーズンも佳境を迎えている2024年のプロ野球。2年連続最下位から巻き返しを誓った中日ドラゴンズは、今季も苦戦を強いられている。しかし、Aクラス入りの可能性は残しており、大逆転でのCS進出に向けて起爆剤となる選手の台頭も望まれるだろう。今回は、一軍定着が待たれる中日の若手有望株を紹介したい。(※今季成績は9月7日時点)
辻本倫太郎
投打:右投右打 身長/体重:168cm/73kg 生年月日:2001年8月11日 経歴:北海高 - 仙台大 ドラフト:2023年ドラフト3位 ドラフト3位ルーキーの辻本倫太郎。9月5日にはプロ入り2度目の一軍昇格を果たした。 北海高では2年夏にショートのレギュラーを獲得。仙台大進学後は、走攻守三拍子揃った遊撃手として評価を高め、3、4年時には大学日本代表にも選出された。 2023年ドラフト会議では、中日ドラゴンズから3位指名を受け入団。同大学出身の野手として初めてプロ入りを果たした。 ルーキーイヤーとなる今季、4月17日のヤクルト戦で一軍デビュー。しかし、わずか4試合の出場で二軍再降格となった。 ここまでファームでも打率2割台前半の成績だが、二塁のレギュラー格だった田中幹也に代わって再び一軍への切符を手にした。 シーズン終盤にチャンスが巡ってきただけに、今度は一軍の舞台で実力を発揮したいところだ。
ベースボールチャンネル編集部