異名は「暁のノビ師」、住宅から財布盗んだ容疑で43歳男を逮捕 警視庁
住宅に忍び込んで財布を盗んだなどとして、警視庁捜査3課は窃盗と住居侵入の疑いで、東京都足立区保木間、解体工、松本尚利(ひさとし)容疑者(43)を逮捕した。調べに対し、「私がやったことに間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は9月23日早朝、足立区内の男性(22)が住むアパートベランダに侵入した上、約250メートル離れたアパートの女性(44)が住む居室に侵入し、現金約6千円などが入った財布を盗んだとしている。 捜査3課によると、松本容疑者は最初に入ったアパートで開いていた窓から居室内に入ろうとしたところ、男性に見つかり逃走。次に入ったアパートでも財布を盗んだ後、女性が物音に気付いて目覚め、悲鳴を上げたため逃げていた。早朝に忍び込んだ手口から捜査員の間で「暁のノビ師」と呼ばれ、周辺の防犯カメラ画像から関与が浮上したという。 区内では9月ごろから、深夜から早朝にかけて同様の被害が約15件発生しており、同課は関連を調べる。