「スイープで敗れるよりも屈辱」ヤ軍の“凡ミス続出”に米大手誌が辛辣批判!「相手の隙を容赦なく突いた」王者の抜け目なさには称賛
ニューヨーク・ヤンキースは、世界一に登りつめた2009年以来となるワールドシリーズを戦ったが、ロサンゼルス・ドジャースの前に1勝4敗で敗れた。 【動画】大逆転劇への潮目となった? ジャッジのフライ落球シーン 敵地で連敗、さらに地元に戻った3戦目もなすすべなく敗れ、崖っぷちとなったヤンキースは、4戦目にして初めて先制点を奪うと、そこから二桁得点に繋げ、11対4でようやく初白星を挙げた。だが、一矢報いたのもつかの間、5戦目では5点差をはねかえされ万事休す。6対7の逆転負けにより、対戦成績1勝4敗でシリーズ敗退となった。 その第5戦では、勢いを自ら手放したと言える守備のミスが続いた。5対0でリードして迎えた5回、センターを守るアーロン・ジャッジが正面のライナーをグラブに当て落球。その直後は、遊ゴロを処理したアンソニー・ボルピーの三塁への送球が乱れ走者を刺せず。さらに2死満塁の場面でムーキー・ベッツを一塁後方へのゴロに仕留めたかに思われたゲリット・コールが、ベースカバーに入らず、ここでもアウトを取れなかった。 このイニングでリードを失ったヤンキースは結局、第5戦も落とすこととなり、後味の悪い内容で24年ぶりの大舞台から降りる結果となった。 球界を代表する名門同士の激突だったものの、思いがけない展開で勝負が決した今回のシリーズについて、米メディア『Sports Illustrated』でも両チームの勢いが違っていたと強調している。 試合翌日に配信となったトピックの中で、同メディアは「ロサンゼルス・ドジャースは今年のワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースの隙を容赦なく突いた」などと王者の戦いぶりを称賛。一方のヤンキースについては、「シリーズを失ったのは、第5戦の5回ではない。7戦4勝のシリーズでは、1回のイニングが決定打とはなりえない」として、シリーズを通して劣勢だったと評価している。 だが、やはり5戦目に続出したミスが大きかったとして、「そのシーズンが歴史に残る悲惨なイニングによって崩れ去ったのは悔しいものだった」と論じながら、「ヤンキースは5回にすべてを失った」と指摘する。さらに、「凡プレーが続いた5回がシリーズ敗北の決定打ではなかったが、逆転への望みを打ち砕いた。スイープで敗れることも屈辱だが、今回のような敗北はそれ以上かもしれない」などと、印象を綴っている。 まさに予想外の負け方でシーズンの幕を閉じたヤンキース。世界一奪還へ、多くの宿題を残したシリーズだった。 構成●THE DIGEST編集部
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