デシャンボーの全米OP優勝ボールとして注目! タイトリスト「プロV1xレフトダッシュ」はどんなボール?
見た目はほとんど「プロV1x」と同じ
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。プロが使うボールといえば、ウレタンカバーでスピンがよくかかるツアーボールですよね。 【写真】「レフトダッシュ」ユーザーのデシャンボーが使う“超無名メーカー”のアイアンです そのなかでも使用率が高いのがタイトリストのV1シリーズ。V1シリーズといえば、V1とV1xの2種類なのですが、そこに新しく「プロV1xレフトダッシュ」というモデルが追加されました。これ、いったいどんなボールなのでしょうか、さっそくコースに持ち込んで使ってみました。
今回V1シリーズに追加されたボールが「プロV1x レフトダッシュ」です。表記は「-Pro V1x」となります。ロゴの左側にダッシュがついているからレフトダッシュなんですね。 デザイン的には他の2モデルと全く同じで、数字の色は「プロV1x」と同じ赤です。ディンプル数は違うようですが、これは見た目ではわかりませんね。 このボールの特徴としては、弾道は「プロV1x」と同じような中高弾道。打感も「プロV1x」と同じでしっかりとした打感。ロングゲームのスピン量は「プロV1」よりも少なく、シリーズの中で一番ロースピンとなっています。ショートゲームでのスピン量は他の2モデルと同じくらいのハイスピンということです。
さっそくコースに持ち込んで使ってみました。まず感じたのはしっかりした打感。「プロV1x」よりもガチっとした手応えを感じます。僕は手応えのある打感が好きなので、これはかなり好み。 ドライバーの弾道は中高弾道という感じですが、意外と高めな感じ。しかし球は強めで前に行く感覚があります。アイアンでの弾道もしっかりと高さが出ますね。
長いクラブではスピン量が少なめに感じた
ドライバーショットでのスピン量はけっこう少なめに感じました。シリーズの中では一番少ないんじゃないでしょうか。これも僕的にはかなり好印象。アイアンでは他のモデルとあまり変わらない感じがしましたが、長いクラブになるほど少しスピンが少ない気がします。 ショートアイアンやアプローチでのスピン量は他のモデルとほぼ同じで、しっかりとスピンがかかって止まります。一番打感の軟らかい「プロV1」に比べると、アプローチのときに少し打音が高くなり、ほんの少しだけ出球が高くなる感じもしましたが、キュッとスピンが入ってくれました。このあたりはさすがにプロV1シリーズだなという感じ。