上川外相、自民党総裁選の出馬を否定せず 「期待はありがたい」
上川陽子外相は21日の記者会見で、9月に予定される自民党総裁選に立候補するか問われ「期待はありがたく受け止めている」と否定しなかった。その上で「今後も期待される仕事をし続ける。私自身、政治家としてそうした姿勢で臨みたい」とも語った。 【写真で見る】国会が事実上閉会し、あいさつ回りする岸田首相 上川氏は「外相就任以来、一意専心、脇目も振らず外相の職責に全力で取り組んできた」と述べた。また、各種世論調査で自民党支持率が低下している現状について「信頼をベースとした外交が具体的な成果につながると実感してきたし、内政と外交は分けることはできない」と指摘。「内政も外交も同じ姿勢で臨みたい」と語った。 上川氏は2023年9月の内閣改造で外相に就任。岸田文雄首相が会長を務めた宏池会(岸田派)に所属している。【森口沙織】