【デイリー杯2歳S・傾向と対策】距離短縮&切れ味上位の馬が好成績 前走2桁着順の馬の巻き返しは厳しい
【傾向と対策】デイリー杯2歳S(G2・9日・京都・芝1600メートル) デイリー杯2歳Sは、京都芝1600メートルで行われる。過去10年(2020~22年は阪神芝1600メートルでの実施)を振り返り、好走・凡走の傾向を探った。 ▼延長よりも短縮で 前走から距離延長だった馬が【1・3・5・28】の一方、距離短縮だった馬は【3・1・3・15】で、勝率、連対率、複勝率の全てで距離短縮組が上回っている。今年は距離延長が4頭、距離短縮が2頭いるが、狙うなら距離短縮組のローレルオーブ、ロヴィーサだろう。 ▼札幌組は抑え必須 前走が札幌だった馬は【0・0・3・2】。連対こそないが、複勝率は60%と高く、複勝回収率も124%と優秀だ。今年はローレルオーブ、ダイシンラーが該当するが、いずれも注目だ。 ▼前走大敗では… 前走が2桁着順だった馬は【0・0・0・7】。17年ナムラアッパレの5着が最高で、前走大敗から巻き返した馬はいない。今年該当するエイヨーアメジストは厳しい戦いになりそうだ。 ▼ロードカナロア産駒は… 同産駒は【0・1・0・4】。22年に1番人気のダノンタッチダウンが2着に好走したが、23年ダノンキラウェアが2番人気9着、18年ドナウデルタが3番人気5着と凡走が目立っている。今年はランフォーヴァウが該当するが、血統的に全幅の信頼は寄せづらい。 ▼切れ味が必須 前走の上がり3Fが2位以内の馬が【10・8・7・39】。連対するには前走で上がり2位以内の末脚が必要で、今回該当するのはダイシンラー、ランフォーヴァウ、ロヴィーサの3頭だ。
中日スポーツ