ソシエダFWアリ・チョー、リーグ・アン所属のニースへ完全移籍「僕のキャリアはまだ始まったばかり」
ニースは8日、レアル・ソシエダからU-20フランス代表FWモハメド・アリ・チョーを完全移籍で獲得したことを発表した。 【公式発表】アリ・チョーがニースに加入 2004年1月19日生まれで現在19歳のアリ・チョーは、パリ・サンジェルマンとエヴァートンの下部組織出身だ。2020年夏にプロキャリアを始めたアンジェでは、クラブ史上最年少デビュー記録を塗り替えるなど“神童”とも称されると、2022年夏に移籍金1100万ユーロ(約17億円)でレアル・ソシエダに加入。当初は規格外のフィジカルを武器に最前線で存在感を示していたが、負傷離脱を境に徐々に出場機会が減少。今シーズンは公式戦16試合に出場していたものの、先発した試合はわずか2試合となっていた。 母国のリーグ・アンに所属するニース加入が決まったアリ・チョーは、クラブ公式サイトで以下のようなコメントを残している。 「ラ・リーガと欧州大会でプレーしたことはステップアップだった。すべてが本当にあっという間に過ぎ去ったとはいえ、僕のキャリアはまだ始まったばかりだ。自分のクオリティをアピールし、向上し続け、プレーヤーとしての地位を確立したい。ニースに加入することが、それを可能にすると確信している」 なお、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によると、アリ・チョーの移籍金は1000万ユーロ(約15億円)+出来高200万ユーロ(約3億円)とのこと。また、将来的に同選手が移籍した場合は、その際に発生した移籍金の15パーセントを受け取れる権利も付帯していると報じている。
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