日本生命子会社の保険契約情報、東京海上日動に漏えい…約6万1000件
日本生命の子会社の保険代理店「ライフプラザパートナーズ」の保険契約情報およそ6万1000件が、東京海上日動に漏えいしていたことが分かりました。 東京海上日動などによりますと、情報漏えいがあったのは日本生命の子会社の保険代理店「ライフプラザパートナーズ」の保険契約情報です。 この代理店の元社員によるおよそ4万2000件と、この代理店に出向していた東京海上日動の社員らによるおよそ1万9000件、合わせておよそ6万1000件の保険契約情報が、東京海上日動に漏えいしていました。 漏えいした契約情報は、氏名や住所、電話番号のほか証券番号や保険の加入状況などで、東京海上日動からの外部への流出や被害などはいまのところ確認されていないということです。 東京海上では、今月15日にも大手保険代理店への出向社員が、他社の顧客情報およそ3万5000件を漏えいしていたことを発表していました。 情報漏えいを巡っては、保険代理店で出向先の契約者情報を出向元の損保会社側に提供した事案などが相次いで発覚したことから、金融庁が今年7月、損保大手4社に報告徴求命令を出しています。