西武・外崎修汰が意地の決勝打 快投の今井達也に「気迫を感じた。何とか勝ちをつけたかった」
◆楽天0―1西武(29日、楽天モバイルパーク宮城) 西武の外崎修汰内野手(31)がチーム今季初打点となる貴重な先制打で先発今井の好投をアシストした。 ■「これ何年も前から見たかった」金子侑司二盗から外崎修汰の適時三塁打で勝ち越し【動画】 0―0の投手戦が続いていた8回2死二塁、早川の投じた落ちる変化球に食らいつき、左中間を破る適時三塁打を放った。今季から選手会長に就任し、チームの柱として大事な場面で価値ある一打を放つと、三塁ベース上で右手を突き上げ、声を張り上げた。 初の開幕投手を務めた今井が7回無失点、11奪三振と完璧な投球を披露していた。「気迫を感じたし、投げっぷりも良かった。開幕投手だし、何とか勝ちをつけたかった」。今年は右方向への強い打球を意識しているが、この日は左の早川に対して「球筋として合う」と引っ張るイメージで臨み、4打席目で結果を出した。
西日本新聞社