遠藤航は前半戦のうちにアピールできるか リヴァプールは今冬にもう一度守備的MFの補強に動く可能性
守備的MFの層はまだまだ薄い
最後まで様々な噂は出ていたが、今夏の市場でリヴァプールは守備的MFを補強できなかった。レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディは有力なターゲットだが、これも成立せず。 さらに19歳のMFステファン・バイチェティッチもザルツブルクにレンタルで放出していて、守備的MFの部分に不安を抱えたまま開幕を迎えた格好だ。ここまではMFライアン・グラフェンベルフがその役割を務めているが、開幕3試合だけでは未知数なところもある。 ベンチにはMF遠藤航が控えているが、現段階で新指揮官アルネ・スロットは遠藤のことをあまり信頼していないようだ。遠藤は第2節のブレントフォード戦のラスト1分間プレイしただけで、他2試合はベンチに座ったままだった。 英『Football Insider』は、今冬にリヴァプールはもう一度守備的MFの補強へ動くと伝えている。選手層にも不安があるため、冬の中盤補強は必須か。 しかし遠藤にとってはチャンスとも考えられる。グラフェンベルフくらいしか直接的なライバルがいないため、前半戦のどこかでアピールするチャンスがくれば状況を変えられる可能性もゼロではない。今のところアレクシス・マクアリスターを替える理由は見当たらないため、ポジションを奪えるとすればグラフェンベルフか。 守備的MFのポジションは今後も何かと動きがありそうだが、最終的に1番手の座を掴むのは誰か。
構成/ザ・ワールド編集部