ドナルド・トランプ次期大統領、ウィリアム皇太子との対談について語る「ハンサムだった」
現地時間12月7日(土)に開催されたノートルダム大聖堂の再開式典に出席したドナルド・トランプ次期大統領。式典の後、パリのイギリス大使館でウィリアム皇太子と対談した。次期大統領が対談についてコメントした。新聞「ニューヨークポスト」が報じている。 【写真】トランプも!歴代米国大統領の幼少期の写真を発掘
次期大統領は「皇太子に奥さんのことを聞いたら、元気にしていると言っていた」とコメント、キャサリン皇太子妃について尋ねたことを明らかにした。「そして彼の父親のことも聞いた。彼の父親はとても一生懸命に闘っていると言っていた。彼は父と妻をとても愛している。だからとても悲しいことだ」。チャールズ国王のことも話題に出したもよう。
次期大統領は皇太子本人についても同紙に対してコメント。「皇太子はとてもハンサムだ。昨日の夜は特にとてもハンサムに見えた。実物の方がよく見える人もいるだろう? 彼はとてもハンサムだった。本当にかっこよかった」。皇太子が写真で見るより素敵だった、ということのよう。対談内容については「素晴らしい話し合いができた」と語るだけにとどまった。
ウィリアム皇太子の弟ヘンリー王子は、アメリカ滞在のビザを巡って保守系のシンクタンクから攻撃されている。シンクタンク側は王子が過去の薬物使用について嘘をついてビザを入手したのではないかと疑い、もし嘘をついていないのだとしたら政府側が王子の立場を忖度してビザを与えたのではないかと見ている。トランプ次期大統領は、王子がもし嘘をついていたら厳重に対処することを考えていると報じられている。
今回の対談で、ウィリアム皇太子には180度異なる好意的な姿勢を示した次期大統領。主に外見のことしか話していないのが気になるところではあるけれど、英国王室とは円満な関係を築いていくつもりのよう。ちなみに大聖堂での式典では、ロイヤルに対するボディタッチは基本的に御法度であるにもかかわらず、次期大統領は皇太子の肩をわしづかみにしていた。皇太子はともかく、王室の上層部がトランプ次期大統領にどんな印象を抱いたのか判明するのを待ちたい。