14年間で21億円 サブスクで最新の医療機器を導入 椎間板ヘルニア手術など
南日本放送
定額料金で商品やサービスを利用できるサブスクリプション=サブスク。 鹿児島市の病院が海外メーカーから最新の医療機器のサブスクサービスを導入しました。 【写真を見る】14年間で21億円 サブスクで最新の医療機器を導入 椎間板ヘルニア手術など 医療機器の「サブスクサービス」を導入したのは、鹿児島市与次郎の米盛病院です。米盛病院を運営する医療法人と、ドイツに本社がある医療機器メーカーがパートナーシップ契約を結び、会見が開かれました。 手術機器は購入後も追加で定期的なメンテナンス料がかかりますが、今回のサブスクサービスでは21億円の利用料で14年間は点検、修理、取り替えが可能です。最新の機器は自動で患部の画像を撮影でき、スタッフの負担軽減や手術の待機時間の短縮につながるといいます。 (米盛病院 米盛公治院長) 「働き手を確保することに正面から向き合わないと、やりたい医療を実現できない。鹿児島を守りたいという思いに応えてくれる強いパートナーシップを結べた」 米盛病院は今年8月に県の救命救急センターに指定されていて、計画的に医療機器を導入して医療の質を高めたいとしています。
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