福岡市の天神中央公園に漂着ごみを使ったクリスマスツリー…流木・プラごみでオーナメント
福岡市の天神中央公園に23日、海岸に漂着したごみを使って作られたクリスマスツリー(約5メートル)がお目見えした。 【写真】色鮮やかなクリスマスツリーなどのイルミネーションが彩るJR博多駅前広場(福岡市博多区で)=中司雅信撮影
海洋ごみ問題に関心を持ってもらおうと福岡県が実施。ごみは9、10月に同県古賀市や大牟田市などの海岸でボランティアらが集めたもので、同日は親子連れなど約350人が、流木やプラスチックごみなどでオーナメント(飾り)を作った。
ツリーは福岡市出身のアーティスト・しばたみなみさんが漁網や廃材などで制作。飾り付けが終わると、電気自動車のバッテリーをリユースした蓄電池でライトアップされ、親子連れらが写真を撮っていた。
ツリーは12月25日まで展示される。県循環型社会推進課の担当者は「見て楽しみながら、地球の環境問題について考えてもらいたい」と話した。