【動画】東住吉で「模擬原爆追悼式」。当時を知る人「この事実を語り継いで」/大阪
福島から避難の女性「元気にすごせるのは幸せ」
参列者の中には、地元出身で「パンプキン!模擬原爆の夏(講談社)」という児童書の著者である児童文学作家の令丈ヒロ子さん(50)の姿もあった。「私は地元やけどこのことを知らず、たまたま買い物途中にこの慰霊碑を見て知り、児童書を書きました。こうした機会にみなさんにこのことを知ってもらえたら。けど、毎年参列者が増えていますね」と話す。 また、福島県南相馬市から同区へ避難。夫の鍼灸治療院を手伝う加藤清恵さん(39)は「私たちは福島県で原発から避難という経験はした。けど、いまこの場に来ると、毎日元気にすごしていることは幸せなのかなと思いました」と話していた。 慰霊碑の場所は大阪市営地下鉄田辺駅の南へ約150メートルの地点。