Wizardボーカルだったカイトさん「『現実』と思えないような激痛」胃腺がんで10月に死去
ビジュアル系ロックバンド「Wizard」のボーカルだったカイトさんの公式Xは3日、胃腺がんで闘病していたカイトさんが10月27日に亡くなったと発表した。「2024年10月27日朝、約半年間の闘病生活の末、カイトは永眠いたしましたことをここにご報告させていただきます。葬儀、告別式などは近親者のみで執り行いました」とした。 【写真】カイトさんの公式Xが投稿した報告 カイトさんは、6月5日にXで「本日、ステージ4胃腺がんの診断を受けました」と報告。「肝転移、腹部リンパ転移などで切除不能がんとのこと。2週間後ぐらいから抗がん剤治療になるのかな。やっちまったなぁといった感じですが、ポジティブに治療していきたいと思ってます」と転移が進んでいることを明かしていた。 生前、最後の投稿となった10月12日の投稿では「・胸水がひかなかったので27日~11日まで入院してました」「・1日。水の溜まってるところに管をぶっ刺して胸水を抜きました。今後胸水がたまらないよう、薬を肺と胸膜のとこに流して?癒着させました。この癒着が『現実』とは思えないような激痛で、よく『こんな痛みなら殺してくれ』というセリフを耳にしますが、」などとつづっていた。 Wizardは2004年(平16)に結成し、08年にメジャーデビューも13年に解散。ギターの、ますみさんも19年4月に原発性肺腺がんのステージ4で療養中と公表し、同5月に亡くなっていた。