『光る君へ』次回予告。命懸けで金峯山寺への山道を進む道長一行。その一方で高笑いする伊周。そして中宮彰子は涙ながらに一条天皇への想いを言葉にし…
◆『光る君へ』次回予告 現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第34回の「目覚め」が9月8日に放送。その最後に流れた第35回「中宮の涙」の予告が話題になっています。 次回の『光る君へ』あらすじ。伊周が怪しい動きを見せ始めた一方、一条天皇は物語の真意をまひろに尋ねる。そのまひろは中宮彰子の本心を知り…<ネタバレあり> *以下、第34回の「目覚め」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。 ●「目覚め」あらすじ 興福寺の僧らが都に押し寄せ、朝廷に要求を突きつける非常事態。道長(柄本佑さん)は事の収拾に奔走する。 一方、まひろは物語を書き進め、宮中の話題を集めるが、狙いである一条天皇(塩野瑛久さん)と中宮・彰子(見上愛さん)の関係は深まらない。 道長が熱望する彰子の懐妊はほど遠く、さらに都で病や火事など、不吉な出来事が続いたため、道長は一世一代のある決断をする。 そんな中、天皇がまひろを訪ねてきて………
◆次週予告 *以下、本編直後に流れた次週予告 「もう触れられないなんて」とうつむきながらまひろに話すあかね(和泉式部)。 誰かにひきはがされながら「中将の君!」と叫ぶまひろの弟・惟規 (のぶのり) 。 一方で「惟規さま!」と叫ぶ、小坂菜緒さん演じる斎院の中将(さいいんのちゅうじょう)。 弓がひかれる。 その先には、険しい崖を登る御嶽詣の一行が。
◆「お慕い申しております!」 手を差し伸べる道長嫡男・頼通 (よりみち) 。 併せて「いざとなれば、父上は私が背負って山を登ります」との頼通の声が流れる。 崖を登りきれずに苦しむ源俊賢 (みなもとのとしかた)。 「ハッハッハ」と高笑いする伊周。 「どうぞご無事で!」と告げる伊周の弟・隆家。 「いつの間にか、大人になっておったのだな」と月を見上げながらつぶやく一条天皇。 泣きながら「お慕い申しております!」と力強く告げる中宮彰子。
◆わが身に起きたことなど霧のかなた 崖を必死の形相で登る道長。 微笑むまひろを映しながら、背景に流れるのは、まひろの「物語になってしまえば、わが身に起きたことなど霧のかなた」との声――。 大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。 彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。 脚本は大石静さんが担当しています。
「婦人公論.jp」編集部
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