バルセロナDFクバルシ「ヴィニシウスがバロンドールを逃したことに驚きはない」
バルセロナDFパウ・クバルシが、マンチェスター・シティMFロドリが受賞した今回のバロンドールを振り返っている。 2023-24シーズンのバロンドールは、レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールが受賞本命とも言われたが、結局はロドリが勝ち取った。ヴィニシウスらレアル・マドリー関係者は、この結果を授賞式の直前に知って、式を欠席している。 クバルシはこの結果に驚かなかったようだ。最終的に5位となったコパ・トロフィー(U-21最優秀選手賞)のためにバロンドール授賞式に参加した17歳DFは、スペイン『RAC1』とのインタビューで、次のように語っている。 「バロンドールの20~10以内に入るだけで素晴らしいけどね。選手にとって、あの場(授賞式)にいられるのは大切なことだよ。ダニ・オルモと僕は、別に何かを受賞するわけでもなく、あの場にいたんだ」 「ヴィニシウスが受賞しなかったことに驚きはない。ロドリと並んでいたからね」 クバルシはその一方で、今季絶好調のバルセロナについて言及。ハンジ・フリック監督率いるようになり、メンタリティーが変化したと語った。 「プレーする選手たちはほとんど一緒だ。何より変わったのはメンタリティーだね。フリックからは“僕は僕でいい”と言われている。彼ははっきりと、簡単に言葉を伝える人だ。側から見たら真面目に見えるけど、とても距離が近い人だよ」 クバルシはまた、自身の模範とするセンターバックとしては、カルレス・プジョール氏、ジェラール・ピケ氏の名前を口にしている。 「プジョールは多くの試合を見たわけじゃないけど、自分が見本とする人だ。それとピケもね。バルサで、彼らみたいなキャリアを築けたら素晴らしいと思う。ジェラールについては、キャリアの最初に少しだけマンチェスター・ユナイテッドにいたけどね」