「スニーカーマニアよ、ABCマートで勝負してみろ」とろサーモン久保田のスニーカー論&愛機5足
そう息巻いたかと思えば⼀転、今度は哀れみのトーンで静かに続ける。 「かわいそうに……あいつらはブランドもののスニーカーを履いているというだけで安⼼しているんです。ほかの⼈とブレてないんだって、ほっとしてるわけですよ。そもそも⾃分が過去、ダサい靴を履いてブレていたことを⾃覚しているから、ブレないためにお⾦を使って必死にアピールするわけです。 でも、そんなの単なるメッキですわ。いいですか、そのメッキはガチなストリート側の⼈間からしたら、めちゃくちゃ“ダサいよ”ってこと。 ⾦があっても、モテないからキャバクラに⾏くようなもんですわ。ほんで『何万円使った!』『ドンペリ何本おろした!』って⾔ってるやつと⼀緒! かわいそうですよね……とか⾔いながら、『お前もハイプなやつ履いてるやん!』っていう話なんですけどね(笑)」。
◇ スニーカーシーンへの思いを、ときに熱く、ときに悲哀に満ちたトーンで語ってくれた久保⽥さん。次回も、ファッションが好きすぎるがゆえの”可愛さ余って憎さ百倍”なコメントに期待しよう! 笹井タカマサ=写真 オオサワ系=取材・⽂
OCEANS編集部