「スニーカーマニアよ、ABCマートで勝負してみろ」とろサーモン久保田のスニーカー論&愛機5足
4.「ザ・ノース・フェイス」Nse Low 「好きすぎて履きまくっています。まず、ミッドカット仕様がいいですね。⽇本⼈というか僕の場合、膝から⾜⾸までが短いのでハイカットを履くとバランスが悪い。でも、ミッド丈はしっくりくるんです」。
「この丈感ならソックスで遊べますからね。あと、このぽてっとしたフォルムも気に入ってます。はき心地も快適で何より暖かいので、これからのシーズンにはうってつけです」。
5. トラヴィス・スコット×「ナイキ」エアジョーダン1ロー 「僕があまり好きじゃない、いわゆるハイプ系のスニーカーですが、トラヴィスの⼿掛けたデザインに惚れただけで、⾼価だから買ったわけではありません。 カスタムしたり、⾃分なりの楽しみ⽅で履いているので、これはこれであり。どんなにハイプなモデルでも遊び⼼は忘れちゃだめでしょう?」。
カスタムパーツはネットで200~300円で購⼊したもの。簡単にオリジナリティが出せるのでおすすめだそう。有刺鉄線を模したシューレースアクセやシューレス先端につける”ひも留め”はゴールドで統⼀。
今回の5選には漏れたが、玄関に並んでいたこちらの2足もスウッシュをカスタムしている。
レアもの狙いは、モテない金持ちと一緒
やや落ち着いてきたとはいえ、まだまだ熱戦が繰り広げられるスニーカー市場。10年選⼿をいまだにケアしながら⼤事に履いている久保⽥さんにとっては、なんだか腑に落ちないところもあるようだ。 「いや、別にどうでもいいんすよ俺は」と、前置きしつつ…… 「よくいるじゃないですか。スニーカーマニアで、ハイプなモデルを買ってはSNSにアップする⼈。そういう⼈たちに⾔いたいんですけど、『お前ら⼀度でいいから、ABCマートで売ってるインラインのスニーカーを履いてSNSにあげてみろ』と。 ”⾼価”とか”レア”とか、決めつけられたものでつくるファッションってどうなんだってこと。周りの芸⼈でもいるんですよ、もともとダサい靴を履いてたくせに、⾦に困らなくなったら超⾼いスニーカーばかり履きだすやつ」。