離職者は少なくとも200人以上に 松本市内の大規模小売店の閉店で 緊急の雇用対策会議 さらに増えると予想 再就職支援を強化
離職者は少なくとも200人以上になると予想されています。松本市内で大規模小売店が来年1月から3月にかけて閉店し、まとまった離職者の発生が予想されていることからハローワーク松本は15日、緊急の雇用対策会議を開きました。 来年1月13日にイトーヨーカドー南松本店。2月末には松本パルコ。そして3月末には、老舗百貨店、井上の本店が相次いで閉店します。これに伴って予想されるのが…。 ハローワーク松本(松本公共職業安定所)池上仁所長 「3店舗の直接雇用の従業員、テナント従業員のまとまった離職者が発生することが見込まれる」 ハローワーク松本は15日、松本地域の自治体や商工会などの関係者を集めて緊急の雇用対策会議を開きました。年明けに閉店する3店舗において現在、ハローワーク松本が把握している離職者の数は、210人程度。 今後、テナント関連の離職者がさらに増えると予想しています。 ハローワーク松本(松本公共職業安定所)池上仁所長 「このところこういったまとまった離職者が同時に発生することがなかった。一人残らず全員の方に寄り添った支援をしていこうと思っている」 ハローワーク松本では、離職前から就職面接会や事業所説明会を開くほか、失業給付や雇入助成金など再就職の支援にも力を入れていくとしています。