武者行列が松阪市街を巡る 「氏郷まつり」にぎわう
【松阪】三重県の松阪市観光協会は3日、戦国武将の蒲生氏郷を顕彰する第63回「氏郷まつり」を開いた。呼び物の武者行列が松阪市街を巡った。 氏郷は近江国蒲生郡日野生まれ。織田信長の娘、冬姫が妻。松坂城を築き、商都松阪の礎を築き、豊臣秀吉から会津藩を与えられた。 武者行列の中心となる蒲生氏郷役は同市の会社員長島正和さん(36)、冬姫役は同市の会社員長島早織さん(37)がそれぞれ務めた。 同市殿町の松坂城本丸跡で出陣式を開き、気勢を上げた後、鉄砲隊ややり隊を従え出発。沿道に観客が詰めかける中、氏郷役の長島さんは乗馬して中心商店街を進んだ。