サンフレッチェ広島時代の川村拓夢　撮影：中地拓也

　左膝靭帯断裂の大怪我によって長期離脱しているレッドブル・ザルツブルク所属のMF川村拓夢の“雨中のランニングショット”が公開され、ファンを喜ばせている。 ■【画像】「走ってるっ!」「水も滴る!」「元気そうでうれしい!」の声! ザルツブルク川村拓夢が左膝靭帯断裂からの復活“雨中のランニングショット”■ 　1999年8月28日生まれで24歳となった川村は、サンフレッチェ広島の下部組織育ちの左利きの大型MF。2018年にトップチームに昇格した後、3年間の愛媛FCへの期限付き移籍を経て2022年に広島復帰を果たすと、攻守にダイナミックなプレーぶりを披露してレギュラーとして活躍。2024年1月に日本代表デビューも飾った。 　その活躍と成長が認められる形で、今年6月にオーストリアの名門ザルツブルクと4年契約を結んで完全移籍を果たした。現地でも大きな期待が寄せられたが加入直後のトレーニングキャンプ中に左膝を負傷するアクシデント。7月11日にクラブから内側靱帯断裂で約3か月間の離脱が発表された。 　そこから2か月が経過した9月13日にザルツブルクの公式SNSが「Step　by　step」の文言とともに1枚の写真を公開した。そこには雨が降る練習場のピッチで川村が1人、赤黒のチームジャージ姿でランニングしている様子が撮影されており、その口元にはわずかではあるが笑みがこぼれている。

■「早く試合で見たいぞ!!」

　この川村の本格的な復活ロードのスタートを告げる“雨中のランニング”ショットに対して、ファンからは次のように多くのエールが寄せられた。 「走ってるっ!」 「水も滴る!」 「元気そうでうれしい!」 「感動して涙がでます　姿が見られただけできっとファンのみなさんホッとしていますね　応援してますよー!!」 「久しぶりの拓夢さん!!!!早く試合で見たいぞ!!」 　ザルツブルクは国内リーグの開幕4試合を3勝1敗スタート。同時に欧州CLのプレーオフに勝利して本戦出場を決めており、アメリカで開催される新方式となった2025年のクラブW杯（2025年6月15日～7月13日）の出場権も獲得している。川村がアピールする場は、まだまだ残っている。今後の復活ロードが注目される。