光浦靖子 カナダでの生活経てトーク中に突然、涙「30代にこの心境だったら…」
お笑いコンビ「オアシズ」の光浦靖子(53)が30日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演。トーク中に涙を流す場面があった。 【写真あり】クリスマスの手芸作品披露に「クオリティ高すぎ」「上手っ」 光浦は21年、50歳でカナダへ語学留学。その後、料理の学校にも2年通い、3年間の就労ビザを取得した。現在は一時帰国中で、番組MCの「極楽とんぼ」の加藤浩次とは「めちゃめちゃイケてるッ!」で長年共演していた。 加藤が以前の光浦について「外に出る時に帽子を目深に被って、下を向いて、もう誰からも気付かれないように歩いていた。忍んでた」と指摘。光浦も「忍者みたいでした」と認め、「顔をさされるのもあんまり好きじゃなかったし、いつも見張られている感じがして」とした。 レギュラーの島崎和歌子は「それって売れた証拠だからうれしくはなかったの?」と質問。これに、光浦は「それは1回もなかった。新人の時から。なんか言われると“あ~”ってなっちゃう」と告白。「嫌なことがあったのか?」との問いにも「小さい経験はいろいろあるよ。追っかけられたり。小学生が意味なく“光浦!”って。1階に住んでる時、通学路だったの。みんなのルーティンになっちゃって、“光浦!”って。“名前言わないで、名前目立つから”って、あとはチャリコ盗まれたり。やっぱりいろいろね、芸能人大変だね」ともらした。 それもカナダへの留学を決めた一因だといい、「こんなに名前が売れること嫌だったけど、カナダに行くと“有名人”だっていうと喜ぶの。クラスメートとかも。アパートメントを借りる時も、管理人さんみたいな人が、“職業は何?”って。“今は学生だけど、日本でタレントをやっていて”って言ったら“いいね、ジャパニーズセレブリティに貸したい”って。芸能人ということを凄く肯定して、小さなことがコロコロコロコロ起きるの。それでなんかうれしくなって」と説明。「そうしたら日本に帰ってきて、今、出稼ぎしてる。トークショーとかやると、“こんなに好かれてたのか!”って。今、初めて…」と続けると、涙があふれ出た。 「涙が出てきた」と自身の反応に驚きつつ「有名であることを肯定していく。それが面白い経験で」と続けた。 涙の理由を聞かれ、「この仕事をやっていて良かったなって初めて思った。苦労したなと思って。30代にこの心境だったらもっと売れてたなって」と吐露。「売れてるじゃない、もうちょっと楽しく仕事できてたなって。恵まれている環境でも悪いほうばっかり見ちゃってた」と振り返った。