「優勝するために練習してきた」初出場の櫻井つぐみが笑顔の金メダル 【レスリング】
◇パリオリンピック2024 レスリング女子57キロ級決勝(大会15日目=日本時間10日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】吉田沙保里さんを倒したマルーリス選手に勝利し決勝進出を決めた桜井つぐみ選手 レスリング女子57キロ級決勝に出場した櫻井つぐみ選手が金メダルを獲得しました。 初戦でカナダのハナフェイ・テイラー選手に対し、6-1で勝利を収め2回戦に進出した櫻井選手は、準々決勝ではエクアドルのバルベルデ・メレンドレス選手に対し、11-0の圧勝で準決勝に進出します。 準決勝では、リオオリンピック決勝で吉田沙保里さんを破ったアメリカのヘレンルイーズ・マルーリス選手と対戦。試合開始早々に先制ポイントを許したものの、すぐさま逆転すると、第2ピリオドで大量得点を奪い、10-4で決勝進出を決めました。 そして迎えた決勝はモルドバのアナスタシア・ニキタ選手との対戦。第1ピリオド、1分18秒で片足タックルからバックをとり2ポイントを先制します。さらに残り10秒、相手に攻められるも逆にバックを取り4対0で終えます。 第2ピリオドは相手の攻撃を耐えると、逆にポイントを奪った櫻井選手。6対0で勝利し金メダルを獲得しました。 勝利後に笑顔を見せた櫻井選手は、「ここで優勝するために練習してきたので、色んな人に支えてもらって、ここまで来ることができて、優勝できて本当に嬉しいです」と喜びを語りました。