米ジャンクヤードで見つけた「廃車」 40選 前編 朽ちた名車の味わい
エドセル・コルセア - 1959年
1959年、エドセルのラインナップは大幅にスリム化された。それまでは18種類のモデルとボディスタイルから選ぶことができたが、同年はわずか10種類に制限されている。これはコルセアの2ドア・ハードトップのようで、わずか2468台のうちの1台。コルセアは、ブランドとともに1959年に姿を消した。
AMCジャベリン
この個体はウィスコンシン州ケノーシャの工場で生産されたものだが、AMCジャベリンはメキシコ、ベネズエラ、ドイツ、フィリピン、オーストラリアの計6か国でもライセンス生産されていた。マスタングに対抗するスポーツモデルで、1967年から1974年にかけて生産された。これはその初期型である。
フォード・ピント
フォード・ピントは自動車史上最大のリコール対象となり、150万台が後面衝突時の火災の危険性を低減するための処置を受けたことで知られる。しかし、対象となったのはセダンとハッチバックのみで、ステーションワゴンは別だった。これは後期型であり、生産最終年である1980年に生産された可能性が高い。
AUTOCAR UK(執筆) 林汰久也(翻訳)