シンガーソングライターのLittle Black Dressがキングレコード移籍「幸せの種を芽吹かせられるような音楽を」
恵比寿で開催したショーケースライブで発表
シンガーソングライターのLittle Black Dressが11月2日に東京・恵比寿で行われたショーケースライブにて、キングレコードへの移籍を発表。同月22日に配信シングル『チクショー飛行/猫じゃらし』をリリースすることも決まった。 【写真】『チクショー飛行/猫じゃらし』ジャケット写真 Little Black Dressは岡山出身のシンガーソングライター遼によるソロプロジェクト。1998年11月3日生まれの彼女は幼少期家族が聴いていた歌謡曲をルーツに持ち、洋楽やシティポップを融合させた「歌謡ロック」を追及してきた。 2019年5月1日に、『双六/優しさが刺となる前に』で東京レコードよりインディーズデビュー。2021年7月2日には、川谷絵音プロデュースの配信シングル『夏だらけのグライダー』でポニーキャニオンよりメジャーデビューも果たしている。 11月2日に開催された自身2度目となるBLUE NOTE PLACEショーケースライブでは、全身黒のパンツスタイルで登場。配信アルバム『SYNCHRONICITY POP』に収録されている3曲『SPICE OF LIFE』『DRIVE OUR DREAMS』『恥じらってグッバイ』をメドレー形式で歌い上げると、「開演前に皆さんと同じようにお食事をいただいたのですが、『こんなに美味しいご飯を食べて好きな音楽ができるなんて生きていて良かった!』と話すバンドメンバーの言葉に強く共感しました。皆さんも今日は心から楽しんで帰ってください!」とこの日の意気込みを語った。 続いて2曲目には、憧れだと語る竹内まりやの『プラスティック・ラブ』をカバー。3曲目には、昨年のZEPPツアーで披露し好評だったという一曲『猫じゃらし』を熱唱した。 「ここからは少し久しぶりの曲をお届けしたいと思います」と一言はさんで演奏されたのは、今回の会場にちなんだ1曲『恵比寿ブラックホール』。そしてデビュー曲である『双六』、遼が初めて作詞・作曲・編曲の全てを手掛けた『チクショー飛行』と続いた。前半とはガラリと雰囲気を変え、力強いボーカルで観客を魅了した。 その後、「1週間前からインスタライブでカウントダウンをしていました、重大発表をさせていただきます!」と切り出し、「この度Little Black Dressはキングレコードに移籍することになりました。11月22日に移籍第1弾の配信シングルをリリースします! リリースするのは本日歌唱したこの2曲、『チクショー飛行』と『猫じゃらし』です!」と、遼からサプライズ発表。会場からは「おめでとう!」という声も上がり、「私も念願だったこの2曲をリリースできることをうれしく思います!」と喜びを伝えた。 お祝いムードに包まれる中、「これからも、日常を過ごしていると見逃してしまいがちな幸せの種を芽吹かせられるような音楽を届けていきたい」と『マロニエの花』を歌唱。大きな歓声を背に、この日のステージを後にした。 本人の誕生日である11月3日深夜0時にはミュージックビデオのティザー映像も公開され、早くもリリースへの期待が高まっている。
ENCOUNT編集部