国産カーボンフェースの打感はいかに!? ヤマハ「インプレスドライブスター TYPE-S/TYPE-D」ドライバー
【コウタロウ】 8月に行われた試合「横浜ミナト」で今平周吾選手が「TYPE-S」を使っていましたね。 【ミタさん】 なかなかドライバーを変えない今平選手が、「インプレスシリーズ」を使うのは異例のこと。ヤマハのツアー担当者も驚いていたそうです。 【シオさん】 プロも納得のヘッドということでしょうね。カーボンフェースということで、私はやっぱり打感が気になりますね。 【コウタロウ】 それは打って検証しましょう。
カーボンフェースなのに打感がソフト!「カオ」も「すわり」もイイ
【コウタロウ】 まず、驚いたのは打感です。チタンフェースとほとんど変わらないというか、カーボンフェースと言われていなかったら気がつかなかった。それほど違和感がありません。 【シオさん】 むしろ今までのヤマハらしい打感の良さがしっかり継承されています。 【ミタさん】 2モデルの違いはどうでしたか? 【コウタロウ】 「TYPE-S」は想像以上にアスリートの顔。また顔だけではなくて、アドレスしたときの「すわり」がめちゃくちゃイイ。スピン量も平均で2400回転の中弾道で、「RMXシリーズ」をほんの少しだけやさしくした感じ。「TYPE-S」は私がドライバーを購入するときでも選択肢に入ってきます。今平選手や藤田選手(藤田寛之)の評価が高い理由が分かります。
【シオさん】 顔もイイけど軽量なのでとにかく振りやすい。ヘッドスピード40m/sの私にもハマるヘッドです。硬い打感じゃないのに初速が出るので、飛距離性能も高いと思います。欲を言えばもう少しスピン量が欲しかった。 【ミタさん】 「TYPE-D」はどうでしたか? 【コウタロウ】 「TYPE-S」の顔とは違うけど、大型ヘッドの割にカオもキレイで構えやすい。今回の新「インプレス」は、かなりカオにこだわっている感じがします。
【ミタさん】 弾道はどうでしたか? 【コウタロウ】 ちょっと純正シャフトなので軽かったですし、私が打つと「TYPE-D」はやや左方向に飛んでしまう打球が多かったです。 【シオさん】 「TYPE-D」の方が歴代の「インプレス UD+2」の雰囲気が残っていて、ドローが打ちやすい。つかまりすぎる感じも若干ありますが、私くらいのヘッドスピードでも右に飛ばない安心感がありました。 【ミタさん】 「TYPE-S」の重心角は前作(23年モデル)と大きく変わらず27.9度ですが、「TYPE-D」は33.7度まで重心角を大きくしているので、かなりつかまりの良さを感じると思います。