ユ・ヘランがコ・ジンヨンとの韓国勢プレーオフに勝利 西郷真央19位
◇米国女子◇FM選手権 最終日(1日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598yd(パー72) 【画像】台風10号に翻弄された1週間 ユ・ヘランが元世界ランキング1位のコ・ジンヨンと韓国勢同士の対決となったプレーオフを制し、今季初優勝を飾った。ルーキーとして制した昨年「ウォルマート NW アーカンソー選手権」に続く2勝目。 2日目に「62」をマークして首位で折り返すも、3日目は「78」と崩れて後退。この日は6位から「64」と再びのビッグスコアでプレーオフに持ち込み、18番(パー5)で行われた1ホール目をパーで収めて決着をつけた。コは4打目のアプローチを寄せ切れずにボギーを喫した。 ルイシン・リュー(中国)が14アンダー3位。アリセン・コープスとアタヤ・ティティクル(タイ)が13アンダー4位で並んだ。 日本勢は西郷真央が6アンダー19位で最上位フィニッシュ。初日97位と出遅れながら2日目以降にアンダーパーを並べ、この日も1イーグル4バーディ、2ボギーの「68」で締めくくった。
イーグルは4番パー4でセカンドを放り込んで決めたもの。中継局WOWOWのインタビューで「ティショットのフィーリングがあまり良くない中で、アイアンショットはすごくいい状態をキープできていたと思う。なかなかバーディパットが決まってくれなくて、もう少し伸ばしたかった。毎試合上位でフィニッシュできれば、おのずと結果は付いてくると思うので頑張りたいです」と話し、トップを走るルーキー・オブ・ザ・イヤーの争いを含めたシーズン終盤戦への意気込みをにじませた。 畑岡奈紗1バーディ、2ボギーの「73」と今週初のオーバーパーで4アンダー30位。「74」の勝みなみはイーブンパー52位。吉田優利は「72」で回って2オーバー67位で終えた。 ツアーは13日から3日間の日程で行われる欧米対抗戦「ソルハイムカップ」(バージニア州ロバート・トレント・ジョーンズGC)を挟み、19日開幕の「クローガー・クイーンシティ選手権」(オハイオ州TPCリバーベンド)で再開する。