なぜ呼ばれない? 日本代表に招集されなかったJリーガー(3)浦和で酷使されすぎ? 調子が上がらない男
日本代表はFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で北朝鮮代表と対戦した。長友佑都のサプライズ選出もあった一方で、戦力になりそうでありながら呼ばれなかったJリーグの選手もいる。今回は、確かな実力を持ちながらも日本代表に呼ばれなかったJリーガーを紹介する。※成績は16日時点の『transfermarkt』を参照。
MF:伊藤敦樹(いとう・あつき) 生年月日:1999年8月11日 所属クラブ:浦和レッズ 2024リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト 日本代表通算成績:3試合1得点0アシスト 浦和レッズ所属のMF伊藤敦樹は同チームの攻守の要として、加入初年度となる2021年からコンスタントに試合出場を重ねている。昨シーズンは全コンペティションで合計50試合に出場し大車輪の活躍を見せた。 ここまで、伊藤は代表戦に3試合出場している。昨年6月に行われた親善試合で、体調不良のため代表から途中離脱したサンフレッチェ広島MF川村拓夢の代役として追加招集を受け、エルサルバドル戦でA代表デビュー。9月のトルコ戦では、利き足ではない左足からのミドルで代表初ゴールを挙げ、ボランチ争いに名乗りをあげた。 現在の日本代表のボランチは遠藤航と守田英正の2枚看板となっているが、その2人に追随する選手がなかなか出てこない。伊藤も10月の代表招集以降は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)やFIFAクラブワールドカップが組み込まれた過密日程の中でパフォーマンスがなかなか上がらず、ほかの代表選手と比較して優れた面を見せられていないのが現状だ。
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