写真：1G2Aの活躍でリヴァプールを快勝に導いたブラッドリー

現地時間1月30日から2月1日にかけて、プレミアリーグ第22節の10試合が行われた。 【動画】 遠藤航が今季限りで退任を発表したクロップ監督について語る「残念だが彼の思いを尊重したい」 ユルゲン・クロップ監督の退任発表後、初のリーグ戦の試合となったリヴァプールはチェルシーとのビッグマッチに挑んだ。序盤からダルウィン・ヌニェスが何度もチャンスを作る中、23分にはデョオゴ・ジョタが中央突破から左足で流し込み先制に成功すると、39分にはカウンターから20歳の新鋭コナー・ブラッドリーが追加点。前半終了間際に得たPKはヌニェスが失敗してしまったが、後半に入り65分にはブラッドリーのクロスからドミニク・ソボスライがヘディングシュートを決めてリードを広げる。その後、チェルシーも1点を返したが、79分にはヌニェスのクロスをルイス・ディアスが押し込みダメ押し。4－1の快勝で首位の座をキープした。 暫定2位のマンチェスター・シティはホームにバーンリーを迎えての一戦。16分、右サイドに抜け出したマテウス・ヌネスのクロスをフリアン・アルバレスが頭で押し込み先制すると、22分にはケヴィン・デ・ブライネのデザインされたFKからアルバレスが追加点を奪う。後半開始早々にはロドリがミドルシュートを決めてさらにリードを広げ、71分にはデ・ブライネに代えてアーリン・ハーランドがついに戦線復帰。終盤にはバーンリーに1点を返されたものの、そのまま3－1で勝利を収めた。 3位アーセナルはアウェーでノッティンガム・フォレストと対戦。前半はスコアレスだったが、後半に入り65分にはガブリエウ・ジェズスが左サイドの角度のないところから技巧的なシュートを決めて先制に成功。72分にはカウンターからブカヨ・サカが右足のシュートを決めてリードを広げる。ノッティンガム・フォレストも終盤に1点を返したが、アーセナルがそのまま逃げ切りに成功した。 ウルブス vs マンチェスター・ユナイテッドは激しい点の取り合いとなった。開始6分、規律問題で懲戒処分を受け、欠場の可能性もありながら先発メンバーに名を連ねたマーカス・ラッシュフォードがミドルシュートを決めてマンチェスター・ユナイテッドが先制。22分にはラスムス・ホイルンドが追加点を奪う。後半に入るとウルブスも反撃に転じて両チームがゴールを奪い合い、90+5分にウルブスのペドロ・ネトがゴールを決めて3－3の同点に。そのままドロー決着になるかと思われた90+7分、18歳のコビー・メイヌーが巧みなドリブルで2人をかわし、狙いすましたシュートを沈めてマンチェスター・ユナイテッドが勝ち越し。劇的なゴールで競り合いを制した。 橋岡大樹の加入が決定したルートン・タウンはブライトンとのホームゲーム。開始わずか18秒、イライジャ・アデバヨが頭で押し込み早々に先制すると、3分にはライン裏に抜け出して自陣からのフィードを受けたチドジー・オグベネがGKをかわして追加点。その後も主導権を握り続けると、アデバヨが42分と56分にも得点を奪いハットトリックを達成。4－0の快勝を収めた。 アストンヴィラ vs ニューカッスルは、ファビアン・シェアが2ゴールを挙げるなどしたニューカッスルが3－1で勝利。トッテナムはブレントフォードに先制されたものの、後半に3点を奪い返し、相手の反撃を1点に抑えて3－2で競り勝った。この結果、トッテナムがアストンヴィラをかわして4位に浮上した。 クリスタルパレスはエベレチ・エゼの2ゴールなどでシェフィールド・ユナイテッドに3－2と競り勝った。フラム vs エヴァートンは0－0、ウェストハム vs ボーンマスは1－1で引き分けとなっている。

◉プレミアリーグ 第22節 結果

ノッティンガム・フォレスト 1－2 アーセナル フラム 0－0 エヴァートン ルートン・タウン 4－0 ブライトン クリスタルパレス 3－2 シェフィールド・ユナイテッド アストンヴィラ 1－3 ニューカッスル トッテナム 3－2 ブレントフォード マンチェスター・シティ 3－1 バーンリー リヴァプール 4－1 チェルシー ウェストハム 1－1 ボーンマス ウルブス 3－4 マンチェスター・ユナイテッド