「ボールを見ているというより...」FC東京のレジェンドが俵積田晃太のキレキレドリブルを解説!「対応できないですよ、重心移動ができなくなる」
「相手の足もと、ステップを見ている」
現役時代はFC東京で長年にわたり活躍した元日本代表MFの石川直宏氏が、6月17日にTBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」に出演。古巣のFW俵積田晃太が18日のJ1第17節・ジュビロ磐田戦(1-1)で披露したプレーに言及した。 【動画】俵積田晃太が仕掛ける! 左サイドから鋭くカットイン 磐田戦で4-3-3の左ウイングで先発した俵積田は、再三に渡り得意のドリブル突破で相手を翻弄。鋭いカットインもキレキレだ。 そんな20歳のアタッカーのドリブルを、石川氏はこう解説する。 「彼はボールを見ているというよりは、相手の足もと、ステップを見ているんですよね。なので、仕掛けのなかで(相手が)左足をついた瞬間、中に入るんです。対応できないですよ、重心移動ができなくなるので。このタイミングを見て、中に仕掛ける」 かつて名ドリブラーとして名を馳せたレジェンドも、俵積田の技巧に感心した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部