島田珠代「笑ってられるのは舞台だけ」2度目の離婚で最愛の娘と離れ 「絆を深めるのに苦労」
吉本新喜劇の島田珠代(54)が、19日放送の文化放送「くにまる食堂」(月~木曜前9・00)にゲスト出演。2度目の離婚や最愛の娘と離れて生活していた時期を振り返った。 この日の番組では島田の初のエッセー「悲しみは笑い飛ばせ!島田珠代の幸福論」(KADOKAWA)を元に、幼少期や仕事、恋愛、子育てなどを回想した。 島田は名古屋出身の男性と2度目の結婚をし、娘が誕生。ところが、娘が生まれて間もなくして男性にガンが発覚し余命5年と宣告された。大阪で抗がん剤治療を受けながら3人で生活していたものの、男性が「生きがいがなくなる」と娘を連れて名古屋に帰ると決意。大阪で仕事をしていた島田は「ケンカしてもよくない」と離婚をし、子供を男性側に渡す選択を強いられたという。 8年間、最愛の娘と離ればなれの生活となり「本当に後悔して身を切られる思い。笑ってられるのは舞台に上がってる間だけ。降りたら2日に1回は夜とか泣いちゃってたし、きつかったですね」と一緒に暮らすことのできないさみしさやつらさで涙する日々が続いていたと番組内でも涙声で振り返った。 娘が小学6年の冬に男性が亡くなり、その後、娘と一緒に生活する日々が始まったが、離れて生活していたことから、母親としてよかれと思ってやったことでも娘にとってはそうではないことがたたあり、様々な葛藤もあったという。 大阪と名古屋で離れて生活していた間も娘とは会ってテーマパークに出かけるなど楽しい思い出を共有していたが「子供を育てるって楽しい場面だけでなく“ランドセルに時間割いれた?宿題した?歯磨きなさい!”って、24時間いろんなことを共有して絆って生まれるんだなって」と実感したそうで、離れて生活していたことから「それができてなかったのですごく苦労しました。娘とちょっとずつ絆を深めるのにすごく苦労しました」と明かした。