【NFL】コルツQBリチャードソンが先発復帰戦で素晴らしい活躍
クオーターバック(QB)アンソニー・リチャードソンは復帰戦にどう対応したのか? 彼はプロとしてキャリア最高のパフォーマンスを見せた。現地17日(日)に行われたニューヨーク・ジェッツ戦で、試合終盤に70ヤードのドライブを率いたリチャードソンは、試合終了まで残り46秒の時点で決勝タッチダウンを決め、感動的な勝利を収めた。この試合でリチャードソンはパス30回中20回を成功させて272ヤード、タッチダウン1回、インターセプトなし、タッチダウンラン2回を記録している。
シーズン第8週にホームで行われたヒューストン・テキサンズ戦で敗れた後にベンチに下げられたリチャードソンにとっては、見事な復活劇となった。リチャードソンがジョー・フラッコから先発の座を奪い返したというニュースは、先週の水曜日に公表されたばかりだ。
日曜日には2つの大きな指標も達成されている。つまり、今回の試合はリチャードソンがNFLで初めて第4クオーターに逆転し、勝利を手にした試合となった。コルツのプレーオフ進出の希望をつないだ28対27の勝利は、将来の殿堂入りが確実視されているQBアーロン・ロジャースが率いるチームとの対戦で成し遂げられた。
リチャードソンは「それについて考えていたところだ」と語り、こう続けた。
「特に、ジェッツとアーロン・ロジャースを相手にそれを達成できたのはすごくクールだ。子どもの頃から彼を見てきた。だから、レジェンドと戦えるのはありがたいことだ」
第4クオーター序盤はジェッツが24対16でリードしていたが、その後リチャードソンがコルツを70ヤード前進させ、ワイドレシーバー(WR)ジョシュ・ダウンズに10ヤードのタッチダウンパスを通した。しかし、2ポイントコンバージョンに失敗。次の攻撃でジェッツが試合時間残り2分41秒の時点でフィールドゴールを決め、27対22とリードを広げた。
それを受け、再び攻撃を仕掛けたコルツは70ヤードのドライブを展開し、リチャードソンによる4ヤードのタッチダウンランでそれを締めくくっている。