【NFL】コルツQBリチャードソンが先発復帰戦で素晴らしい活躍
リチャードソンは「あれは自動的なQBランだったんだ。とにかく自分に“何があってもこのエンドゾーンに入るぞ”って言い聞かせた。だから、そこに入る方法をとにかく見つけようとしていた」と振り返っている。
今シーズンにリチャードソンをベンチに下げた張本人であるヘッドコーチ(HC)シェーン・スタイケンは、困難な状況にあったクオーターバックを誇りに思っていると述べた。
「ただ(彼に)“素晴らしい仕事だった。この調子で続けてくれ。毎週正しい方法で準備を続けるんだ。君がやっていることを続けていけば、きっと特別なものになる”と伝えた」とスタイケンHCは話している。
勝ち越しのタッチダウンを決めた後、一時的に感情が抑えきれなくなったことを認めたリチャードソンは次のようにコメントした。
「感情が最高潮に達していたのは間違いない。自分たちが得点したのが分かって、サイドラインでも2ポイントコンバージョンを狙う話はしていたんだけど、得点したことにめちゃくちゃ興奮したから、あっちに行って祝ったんだ」
コルツが2ポイントコンバージョンに失敗したにもかかわらず、ジェッツはわずかな残り時間で逆転に成功することができなかった。
リチャードソンは完璧ではなく、2回のファンブルのうち1回をロストしたが、ランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーがほとんど抑え込まれ、WRマイケル・ピットマンが背中の痛みを抱えながらプレーしていた中でオフェンスをけん引した。最後のドライブでは、WRアレク・ピアースとダウンズにロングパスを通して攻撃を進め、徐々にジェッツを疲弊させて勝利を収めている。
リチャードソンは共にプレーを決めてくれたチームメイトに感謝し、「最後のドライブでチャンスがあったのは幸運だった」と話した。
「AP(アレク・ピアース)には、あれを実現させるために走ってくれたことと俺を信じてくれたことに感謝している。ジョシュには、振り向いてボールをキャッチしてくれたこと、それからOライン(オフェンシブライン)にはずっと素晴らしいプロテクションをしてくれたことに感謝している。つまり、これは俺たちにとって素晴らしい勝利だ」