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大分市の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」でお腹まる出しの“へそ天”スタイルで寝るセイウチの赤ちゃんがカメラに捉えられた。このポーズが授乳姿勢と近いことから、飼育員は寝ながらミルクを飲んでいるつもりなのかもしれないと話している。 【画像】水面から鼻先だけを出して寝るのは珍しいというセイウチ

セイウチが水の中で大胆“へそ天”!

大分・大分市の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」で撮影されたのは、お腹を上に向けて仰向けで寝る、いわゆる“へそ天”姿のセイウチだ。 “へそ天”をしていたのは、2024年4月に生まれたタイヘイヨウセイウチの赤ちゃん「いちこ」ちゃん。お母さんが大好きでいつもはベッタリだが、この日は一匹で水に浮かんでいた。 この時の様子について「うみたまご」の飼育員・菊池沙月さんは、「これは寝てますね。かわいいの塊でした」と微笑ましそうに語っていた。

授乳が関係か?珍しい水中“へそ天” 

実はセイウチが水面から鼻先だけを出して寝るのは珍しいという。 なぜこの姿になったのかというと、水中でも授乳することがあるため、その「姿勢が関係」しているかもしれないという。 飼育員の菊地沙月さんは「お母さんが浮いている状態で、その状態から赤ちゃんがお母さんのおなかの方に潜り込んで、器用に水中でおっぱいを吸ってミルクを飲む。もしかしたら授乳する時の体勢なので、寝ながらミルクを飲んでたりとかするかもしれない」と推測している。 生まれたときは体重55kgのいちこちゃんだったが、今では150kgを超えすくすく育っている。もしかしたら夢の中でもお母さんのミルクを飲んでいるのかもしれない。 （「イット!」 11月21日放送より）