28歳・シングルマザーが作り上げた逆三ボディ&ヒップ 「なるべく目立たないように……」から「みんな私を見て!」性格が真逆に変化
恩返し……そして「一瞬の楽しさ」のため
トレーニングを継続し、身体が成長するにつれてどんどん自己肯定感が上がっていった渡邉選手。「子育てをする中で、親に助けてもらうことも多く、さらに周りの方々にもいつも支えてもらっているので、結果を出して少しでも恩返しできればと思っています」と語ってくれた。 渡邉選手は週5、6日で1年間鍛え上げた身体を披露する瞬間に、これまでのきつかったことが全て吹っ飛び、「ビキニ楽しい!」と心から思えているのだという。外見だけでなく、「いかに目立たないようにするか」と考えていたとは思えないほどの内面のポジティブな変化も感じられ、それこそがボディコンテストに出場する意義の一つではないだろうか。 トレーニングや競技に出会い、自分のことをより好きになっていった渡邉選手。自分を好きでいるには、「自分への甘さ」も必要だと語った。 「何でも自分に厳しくしてしまうと、どんどん自分を責めてしまうと思うんです。そうすることで自己肯定感も下がっていくと思います。ではなくて、適度に自分を甘やかし、自分のことを好きになっていくことが重要だと思います。私は、トレーニングをし過ぎたり、ホテルはジム付きじゃないとダメ、など知り合いから『バケモノ』と呼ばれていますが(笑)、適度に気を緩め、自分を好きでいるようにしています」
取材:FITNESSLOVE編集部