広島ドラフト5位の菊地ハルン投手、出身の千葉・市川市長表敬 「1年目から活躍したい」
10月のプロ野球ドラフト会議で広島東洋カープから5位指名を受けた千葉学芸高(千葉県東金市)の大型右腕、菊地ハルン投手が28日、出身地の同県市川市で田中甲市長を表敬訪問した。指名を受けた喜びを語るとともに、プロでの奮闘を誓った。 菊地投手は広島カープについて「森下暢仁投手や大瀬良大地投手など、すばらしい選手が多い」と印象を語った。目標に掲げるのは新人王。「自分の持ち味である身長を生かして相手を威圧し、1年目から活躍できるよう努力する。数年後には広島でも代表的な選手になりたい」と意気込んだ。 契約金は「使いたいことがないので、貯金します」とした。 田中市長は「市民もみんな喜んでいる。活躍を期待しているので、怪我だけには気を付け、頑張ってほしい」とエールを送った。 菊地選手は身長2メートル、体重110kgで、右投げ右打ち。最速149キロを誇る。市川市立第八中学時代に、佐倉リトルシニアに入団し、身長が190センチ台まで伸びたという。千葉学芸で精神面、技術面に磨きをかけ、プロ野球選手の夢をつかんだ。(松崎翼)