顧客に虚偽の保険に契約させ現金50万円をだまし取った疑い 保険代理店の元外交員の78歳女を逮捕 8000万円超の余罪か【新潟】
2019年10月、上越市の保険代理店で、顧客の60代女性に対し虚偽の保険商品を勧誘・契約して、保険料名目で現金50万円をだまし取った疑いで、元保険外交員の女が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、上越市大和の無職の女(78)です。 女は損害保険ジャパンの代理店で保険外交員をしていた2019年10月、顧客の60代女性に対し、虚偽の保険商品を勧誘して契約させ、保険料名目で現金50万円をだまし取った疑いが持たれています。 事件は2024年に被害関係者から警察に「詐欺にあった」と相談があったことで発覚しました。 警察は女を指名手配し、その後の捜査で女が富山県内にいることがわかり、逮捕に至ったということです。 損保ジャパンによりますと、女は2002年から積立型傷害保険の保険証券を偽造し、保険に加入しているかのようにみせかけて顧客から保険料を不正に受け取っていた疑いがあり、現時点での被害は23人、約8250万円にのぼるといいます。 警察の調べに対し女は「その通り間違いありません」と容疑を認めていて、警察は女の余罪についても調べています。 また損保ジャパンは「事態の全容解明に向け、被害者救済と真因究明を最優先に対応して参ります」とコメントしています。
NST新潟総合テレビ
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