54歳の望月成晃が“舐めプ”のシュン・スカイウォーカーに鉄拳制裁!「俺はまだまだ死んでねーぞコノヤロー!」
7日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『KING OF GATE 2024』が開催。望月成晃がシュン・スカイウォーカーを破ってKING OF GATE初戦白星を挙げた。 今大会より、毎年恒例となっているDRAGON GATEのシングルNo.1決定戦『KING OF GATE(以下KOG)』が開幕。今年はA~Cの3ブロックに分かれて全18選手が参戦。今大会から12月3日の最終戦まで全国12都市を巡りながら16大会を開催する。 この日のセミファイナルでは、Bブロック公式戦として望月成晃vsシュン・スカイウォーカーの試合が実施。 望月は今年30周年を迎えた54歳の大ベテラン。老け込むこと無く素晴らしいコンディションを保ち続けており、50代になっても他団体の王座に絡み続けるなど実力も折り紙付き。現在のDRAGON GATEでは無所属として一匹狼を貫いている。 対するシュンは“ヤンデレ系サイコヒール”という唯一無二の個性を確立し、極悪集団【Z-Brats】の首魁として大暴れ。DRAGON GATEで大きくストーリーが動く際には必ずと言っていいほどシュンが深く関わっているという団体になくてはならない存在だ。 今回のKOGで望月との対戦が決まったシュンは「対戦相手が望月さんってSHUN SKYWALKERに不敬じゃないか?」と発言するなど完全にナメ切っていた様子。かつては望月を慕って【望月道場】で同じ釜の飯を食い、2018年には2人で全日本プロレスのジュニアタッグリーグに乗り込んでいったり涙の望月道場卒業マッチを行ったりしたこともあるが、そんな大昔のことは忘れてしまったようだ。
試合が始まるとシュンはラフファイトも辞さず余裕たっぷりに望月をいたぶっていき、大技を叩き込むチャンスが幾度もあったにも関わらず頭をペチンと叩いて嘲笑するという“舐めプ”を行う。 怒りを溜め込んだ望月は、強烈なチョップ&ミドルキックの連打で活路を開き、久々に繰り出すその場飛びムーンサルト・プレスも披露。さらにツイスターから三角蹴りと大技で畳み掛けていくが、これを耐え抜いたシュンがムーンサルト・ダブルニードロップ。 シュンが必殺のSSWを狙っていくが、着地した望月が顔面へストレート掌底を叩き込み、最後は奥の手であるドラゴン・スープレックス・ホールドを見舞って3カウントを奪った。 バックステージに戻った望月は、ダメージは深い様子ながら「オイ、どうだ!見たかオイ!俺はまだまだ死んでねーぞコノヤロー!ユニットに入ってない人間で1人エントリーされたけど、俺はユニット入ってない人間の代表として奴ら全員の気持ちを背負って。ユニット入ってなくても、こういう場では頑張りゃ輝けるってとこを俺は見せたいと思うんで。この後も強敵続くから、敢えて言ってやるよ。『どんなもんだ』ってことだよ。見とけよ」と語り気迫をみなぎらせた。