亀田興毅のジム移籍承認は先送り
また秋山理事長は、7月8日に亀田興毅の名前でJBCへの謝罪文が届いていたことを明らかにした。亀田興毅は、一連の問題を起こした件について、7月4日にFAXにて報道陣に謝罪文書を送っていたが、「この度は亀田ジムの問題でボクシング関係者の皆様、ボクシングファンの皆様、報道関係者の皆様をはじめ、多くの方々に多大なるご迷惑・ご心配をおかけしましたことを亀田プロモーションの代表として心よりお詫び申し上げます」という書き出しで、JBCに対しての謝罪でないことをJBCは、「反省がなければ、問題を再発させる可能性がある」と問題視していた。4日遅れでJBCに対して届いた謝罪もFAXによるもので、秋山理事長は、「それがダメだと言うわけではないが、謝罪とは、私たちの年代の常識では、本人かユナイテッドジムの人間が直接来て行うものではないでしょうか」と不満を口にした。 今後、ヒアリングで亀田興毅が、移籍を認めてもらうために、どのような説明をするのかはわからないが、UNITED BOXING GYMへの移籍は、ほぼ承認されないのは確実で、亀田興毅が国内のリングに立つためには、JBCのガイドラインに合った新しい移籍先を探さねばならなくなりそうだ。 (文責・本郷陽一/論スポ、アスリートジャーナル)