「材料費300円」 2歳の娘に母が作ったおもちゃのクオリティに反響 「センス抜群」「欲しい。私が」
子どもの創造力を刺激する手作りおもちゃ。身近にいるパパやママが作れば、子どもが喜ぶ工夫が取り入れられ、よりいっそう愛着が湧くでしょう。X(ツイッター)では、小さな娘さんの要望を叶えてママが自作した、あるキッチンツールが「本物かと思った!」というクオリティで話題に。投稿者のゆる(@yajuyo_m)さんに、詳しいお話を伺いました。 【写真・動画】「材料費300円」とは思えないクオリティ 作り方の詳細も 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
「今度ミキサー買ってほしいな~」
「最近ままごとキッチンを手に入れ、ウキウキの娘」との書き出しの投稿には、2歳9か月の娘さん・ちゃろ子ちゃんとのやりとりが綴られています。「お母さん、今度ミキサー買ってほしいな~」というちゃろ子ちゃん。ママのゆるさんは「ミキサーか……作るか」と考えました。 添えられた写真と動画には、ミキサー容器にフタ、モーター部分など、見た目には本物そっくりなおもちゃのミキサーが写っています。驚きのクオリティですが、「材料費300円」の文字。「娘は気に入ってずっとミックスジュース作ってる」と、ちゃろ子ちゃんも大満足の仕上がりのようです。 ゆるさんは投稿のツリーで、100円ショップでそろえた材料、作り方なども詳細に紹介。投稿は反響を呼び、1.3万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)や引用リポストには、「すごすぎます!!! どれだけ考えても思いつかない!」「こういう子どもの要望にサクッと応えられるセンス抜群の母になりたい」「本物かと思った!」「この発想。このクオリティ。素晴らしすぎる」「欲しい。私が」など称賛の声が。 なかには「さっそく作りました~」「めっちゃかわいい!!! 娘も喜んでる!」と、実際に作った人の声も寄せられています。
「本物っぽい動きができるように工夫」 年齢に合わせ安全への配慮も
アイデアと工夫で、我が子の願いを叶えたゆるさん。これまでも、大きめのミントタブレット容器を使ったおもちゃのスマートフォンや、羊毛フエルトで作ったおままごと用の野菜、自身が使っていたものを詰め替えて作ったメイク道具セットなどをちゃろ子ちゃんのために制作してきました。 ちゃろ子ちゃんの月齢や年齢に合わせ、手作りおもちゃなどを作った際は「自身の育児記録も兼ねて」Xに投稿。作り方を聞かれることも多いそうで、詳細を紹介したミキサーはフタがはずれないようひと手間加えるなど、細かな工夫が光ります。「なるべく本物っぽい動きができるように工夫したいと思い、この形にしました」というゆるさんは、昔から手芸や工作が好きなのだとか。 そして、「できる範囲で、安全で遊びやすいものを作るよう心がけています」と話し、今回使用した磁石については、危険なことがあるという指摘を真摯に受け止めていました。 「大変ありがたい視点です。私自身もポストで触れていますが、磁石はお子さんの年齢・月齢や性格によってはリスクの高い材料。そのため、磁石を使わない代替品も一連の投稿でご紹介しています。これから手作りおもちゃに挑戦されたい方には、お子さんの状況やご自身のスキルも含め、適切にリスク管理をしつつ楽しんでいただきたいです!」