「フォーシーズンズホテル」と分譲マンションの一体型物件が大阪市堂島に誕生
東京建物を含む3社が5月17日、「フォーシーズンズホテル 大阪」と分譲マンション「Brillia Tower 堂島」が一体となった複合タワー「ONE DOJIMA PROJECT」の竣工を発表した。ホテルは今夏の開業を予定しており、住宅は現在物件エントリーを受け付けている。なお、フォーシーズンズホテルと分譲マンションが一体となった物件は日本初。同ホテルは大阪初進出となる。 その他のイメージ
複合タワーは大阪府大阪市堂島に位置し、地下1階、地上49階構成で、敷地面積は約4800平方メートル。地下1階から地上2階、地上28~37階がホテルフロアとなり、客室は27室のスイートルームを含む全175室を用意する。そのほか、大阪市内を一望できる24時間営業のフィットネスセンターをはじめ、6つのダイニング&バー、スパ、屋内インフィニティプールなども備える。また28階には、フォーシーズンズホテル初となる「モダン旅館」がコンセプトの全室畳敷きの特別フロア「玄水(GENSUI)」を展開。掘りごたつ式ダイニングを備えたスイートルームを含む全21室を用意する。 マンションフロアは地下1階~地上27階、地上38~49階で、戸数は全457戸。共用施設として、最上階の貸切利用可能なパーティールームのほか、フィットネスルームやワーキングブースなどを整備する。共用空間のインテリアデザインは、オランダに本社を置くStudio PietBoonが担当。また、森美術館館長を務めた南條史生がアート作品をキュレーションし、彫刻家の名和晃平やメディアアーティストの落合陽一などの作品約50点を共用部各所に設置する。