<篠原侑×梅田修一朗>「ぷにるはかわいいスライム」インタビュー(2) ぷにるだ! 運命的な役
梅田さん ボケに気づけなくて(笑い)。僕は天然ボケのつもりはないけど……。侑さんがツッコんでくれる安心感があります。侑さんは座長として誰よりも周りを見ているし、みんなを巻き込んでくる。安心感があって、僕は気が楽になって、素が出ているのかも。
--篠原さんはぷにるの可愛さをどのように表現しようとした?
篠原さん 女の子の可愛さとまた違うけど、女の子の可愛さを出すこともあって、小さい男の子のような可愛さ、あどけない子供だからこその可愛さもあったりして、いろいろな可愛いを見せてくれます。格好良くもなく、可愛くなりすぎもせずに、ぷにるだからの可愛さがあると思いながら演じています。
--地声に近い?
篠原さん 客観的に聞くと自分の声に近いかもしれません。中身も近いと言ってしまうと語弊はあるのですが…(笑い)。ただ、すごく近しい存在だなと思いました。
◇可愛くひりだすうんち!?
--収録で印象的だったことは?
篠原さん うんち!
(一堂沈黙)
梅田さん 今、篠原さんは「うんち!」と言いました。
篠原さん ちゃんと翻訳してよ(笑い)。コロコロ的な展開でうんちをひり出そうとするシーンがあって、今までの自分の中にはない引き出しで、「可愛くひりだす」などとディレクションをいただき、これは可愛いのかな?となったり。
梅田さん スタッフの審議が行われていました。真面目に「ひりだす」について審議していまして。
篠原さん いろいろやったのですが、結局「ダビングの時に検討するので、今の時点でどれを使うかは明言できません」となりました。人生で想定していない演技プランがこうやって現れることもあるんだな……と学びました。
梅田さん みんなで収録できたのもよかったですよね。
篠原さん みんながいたから“出せた”ところもあるかもしれません。
梅田さん どっちの出すなの!? ツッコミ、ボケが多く、アドリブも多いのですが、皆さんがさまざまなアイデアを出してくるので、アドリブ合戦が始まるんです。ホネちゃん役の越後谷コースケさんの引き出しがすごくて、ぜひ、ホネちゃんのいろんなところに注目してほしいですね。最強のアクセントになっています。みんな、うるさいんですよ。音響監督の丹下(雄二)さんが返しのボリュームを上げていました。