ブランドリセールのバリュエンス、伊勢丹対面に「アリュー」出店 枯山水風の内装で訪日客にアピール
3階は、オープン時は「エルメス」と「シャネル(CHANEL)」のみを展示。ふすまで仕切られた、呉服屋をイメージしたという空間の棚に「エルメス」の“バーキン”“ケリー”がずらり。色やサイズによって販売価格は異なるが、オープン時の展示商品は「200万円~700万円が中心」。対面の「シャネル」コーナーは、レアアイテム含めチェーンバッグやツイードジャケットなどを陳列。チェーンバッグはおおよそ「40万円~100万円ほど」。3階奥にはギャラリー空間も設け、オープン時は、写真家の石田真澄が旅のイメージで撮影した「アリュー」取り扱い商品の写真を展示している。
2階の窓ガラスからは、新宿三丁目交差点越しに伊勢丹新宿本店がよく見える。伊勢丹は2021年から、本館7階で高級ブランドの時計や宝石、バッグなどの買い取りサービスを行っているが、真贋鑑定を担当しているのは三越伊勢丹と協業しているバリュエンスグループ「なんぼや」のスタッフだ。