【NFL】4タッチダウンを決められたのは“ポジティブな考え方”のおかげとベアーズQBウィリアムズ
クオーターバック(QB)ケイレブ・ウィリアムズがロンドンでキャリア最高のパフォーマンスを見せたおかげで、シカゴ・ベアーズは4勝2敗となり、最高の気分を味わっている。新人のウィリアムズは現地13日(日)に35対16で勝利したジャクソンビル・ジャガーズ戦で、キャリアハイとなる4回のタッチダウンを記録。まさに素晴らしい活躍を見せたウィリアムズは、長らくスタークオーターバックを探し求めていたフランチャイズに自信を与えたはずだ。
ジャガーズ戦では序盤に出遅れたにもかかわらず、ウィリアムズはキャリア6試合目にして、すべてのドラフト全体1位指名選手が必ずしも発揮できるわけではない落ち着きとリーダーシップを示した。
ウィリアムズは試合後に『NFL Network(NFLネットワーク)』のステイシー・デールズに対して「ただ進み続けるしかない」と話している。
「試合中は気に入らないプレーや、今日みたいに自分がしくじったプレーが出てくることもある。でも、前に進み続けてポジティブな考え方を持ち、攻撃コーディネーター(OC)やチーム全体と常にコミュニケーションを取り続けることが大事だ。それに、ポジティブな考え方はチームにとって大きな意味を持つ」
低調なスタートを切ったウィリアムズは序盤2回の攻撃をスリーアンドアウトで終え、第2クオーターにはワイドレシーバー(WR)D.J.ムーアにパスを投げようとして失敗し、インターセプトを喫した。しかし、そこでこの試合唯一のターンオーバーを犯した22歳のウィリアムズがその後にミスをすることはほとんどなかった。
ジャガーズ戦では特にクイックパスが効果的で、ウィリアムズはパス14回中13回を成功させて111ヤード、タッチダウン3回を記録し、9回のファーストダウン獲得を達成。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、ウィリアムズはこの試合でパス29回中23回を成功させて226ヤード、タッチダウン4回を記録し、ドロップバック成功率は58.8%、予想に対するパス成功率は+12.5%だったという。