【独自】北朝鮮から生存情報も「見捨てられた」拉致被害者 当時の担当大臣取材応じる
直接、本人の意思を確認することはできなかったのか、古屋氏に尋ねると… ■拉致議連会長 元拉致問題担当大臣 古屋圭司衆院議員 「拉致対策本部、それから警察・内調を含めてあらゆることはやってるはずです。その上で総理に報告をして総理が決断をしているということです」 Q当時の行動はしょうがなかった? 「やむを得ない。やむを得なかったと思います」 「政府は全拉致被害者を早く取り戻せ!取り戻せ!」 「家族会」と支援団体の「救う会」はすべての拉致被害者の即時一括帰国を掲げています。安倍総理から直接話を聞いたという「救う会」の西岡会長は… ■救う会 西岡力会長 「非公式の接触で北朝鮮が田中さん、金田さんが生きていると言ったということは事実のようです。そのときの条件がこれで拉致問題を終わりにすることだった。だから飲めなかったんだと安倍総理は私に直接説明しました。1人でも生きている人が残されて、そしてこれで終わりにするということは認められない」 拉致被害者をどうすれば取り戻せるのか?支援団体の間でも意見が割れています。 ■特定失踪者問題調査会 荒木和博代表 「全部取り返すというのはスローガンとしては良いんだけれども、 現実にどういうふうにしていくかということになると、とにかく取り返せるところから1人でも2人でもやって、それを取っ掛かりにして次に行くと、もうそうしかないと思いますよね」