タイガー魔法瓶の新コーヒーメーカーなら「ワンランク上」を毎日味わえる【今日のライフハックツール】
手間暇は減る、なのに美味しさは格段にアップ。 炊飯器やトースターなどの白物家電でおなじみのメーカー、タイガー魔法瓶。実はコーヒーメーカーのラインナップも豊富なのはご存知でしたか? タイガー魔法瓶の新コーヒーメーカーなら「ワンランク上」を毎日味わえる【今日のライフハックツール】 今回は、2024年10月1日発売の最新モデル「HYBRID BREW ADF-A060KO」を実際に自宅で使ってみました。見た目も美しく、コーヒーガジェットとしての満足度はかなり高めですよ。 【タイガー魔法瓶のコーヒーメーカー「HYBRID BREW ADF-A060KO」はこんな人におすすめ】 コーヒーが好きで、毎日飲みたい ハンドドリップの味を常に安定させたい 見た目がカッコいいコーヒー用品が好き
キッチンをカッコよく演出してくれる佇まい
こちらが「HYBRID BREW ADF-A060KO」。まず見た目がすごくカッコいい! 家庭向けコーヒーメーカーって家電感が出がちですが、これはもっとカフェっぽいデザインですね。文字情報も最低限だから、キッチンに置くだけで素敵な雰囲気をつくり出してくれるはず。 背面には水タンクを搭載。上方向に抜き出せるので、壁際に本機を配置してもスムーズに運用できます。 さて、本機はドリップコーヒーをつくるコーヒーメーカーで、挽いた豆やフィルターを用意する必要があります。透過式(ドリップ)と浸漬式(ホールド)を組み合わせた、独自のハイブリッドブリュー抽出が特徴です。 僕はハンドドリップでコーヒーを淹れることが多いんですが、同じ豆を使ってもどうしても味にブレが出てしまうんですよね。 マシンでドリップすれば味も安定するし、何よりハイブリッドブリューの味がどんなものか、非常に気になるところです。
5分もかからず、美味しいコーヒーが用意できる
早速、本機でコーヒーを淹れてみましょう。まずはフィルターにペーパーフィルターをセットします。フィルターは円錐式でも台形式でもOK(円錐式なら03サイズ、台形式なら1×4または103サイズだとジャストサイズで配置できます)。 次は挽いた豆をフィルターにセット。本機では最大6杯まで(1杯約120ml)のコーヒーを用意することができます。今回は2杯分のコーヒーを抽出したいので、2カップ分の挽いた豆をフィルターに入れておきます。 フィルターを本体に戻します。接合部分はマグネットになっており、カチっと安定した位置に戻すことが可能。取り外すのも簡単でした。 最後にお水をタンクに入れれば、準備完了です。ここからは本体のセッティングをしていきます。 こちらがボタン類。左のCupsはつくりたいコーヒーの杯数指定で、右のMenuは味やモードの指定です。ホットコーヒーは「Rich」と「Strong」の2種類があり、ほかにはアイスとクリーニングのモードが用意されています。 それぞれの違いは、Richは透過式と浸漬式を組み合わせたハイブリッド抽出。いわば本機の推しの味ですね。 Strongは一般的なドリップ抽出で、アイスはハイブリッドで抽出したものをユーザーが氷で冷やしてつくる仕組みです。 クリーニングは掃除のためのモードで、本機はクエン酸洗浄モードが搭載されています。 杯数を2杯に指定し、お味はRichを選択。スタートを押すと、早速お湯が落ちてきました。フィルターが大きいおかげでお湯はねが外に飛び出さないのもありがたい。 しっかりとコーヒーが抽出されていますね。抽出の様子ですが、お湯を注いでもすぐにサーバーに落ちてくるわけではなく、数秒ほどフィルター内に溜め込まれていました。 フィルターの底に弁がついていて、これがお湯のキープによる浸漬式を実現しているのでしょう。ハンドドリップでは再現が難しい芸当です。 2分ほどで抽出が完了。抽出してから30分はサーバー台による保温機能がはたらきます。ずっと保温されるわけではないので、風味を感じられるうちに飲みきってしまいましょう。 気になるお味ですが、非常に美味しい! カルディの定番豆であるマイルドカルディを自宅で挽いたものを使いましたが、自分でハンドドリップするより香りが立っている気がしました。 雑味や油分も抑えられてるし、安定してこの味が出せるのはありがたいなぁ。 ドリップ後のコーヒーかすはこんな感じでした。ハンドドリップだと山なりになりがちですが、やはり浸漬による熟成が風味の秘訣なのか。これはいろんな豆で味わってみたいですね。 このあと、透過式のみで抽出するStrongも飲んでみましたが、かなり味が違いました。スッキリとした苦みが強く感じられ、風味はRichよりも控えめです。 カフェインを感じたい朝の一杯ならこっちが好きかも。 最後に、本機で作ったコーヒーと僕がハンドドリップしたコーヒーを飲み比べてみました。写真左のコーヒーが本機のRichによる抽出、右のコーヒーが僕のハンドドリップによる抽出です。 Richのほうが色が濃く、香りも一段深い印象がありました。同じ豆を使っているのにここまで味が違うとは…!