【中山金杯】リカンカブール史上3頭目の連覇へ! 津村明秀騎手のバースデーVで最高のスタート決める
今年も幸先のいいスタートを決める。リカンカブールが連覇へ向けて好仕上がりだ。 昨年は先行グループのインでジッと好機を待つと、4コーナーで外に持ち出されてから鋭伸。後続の追い上げを半馬身振り切り、4度目の挑戦で重賞初Vを飾った。秋の産経賞オールカマーでも積極的な競馬で3着。自在性に優れており、中山では【2・0・1・0】と高い適性を示している。 金杯目標に12月初めに帰厩し、密度の高い併せ馬を4本消化。12月31日には坂路で一杯に追われ4ハロン51秒5、ラスト1ハロン12秒2の自己ベストをマークした。田中克調教師は「しっかり乗り込めていますし、大丈夫だと思います。中山コースも上手です」と自信ありだ。 津村明秀騎手はレース当日の5日が39歳のバースデー。「操縦性がすごくいい馬で、中山は競馬がしやすい。金杯を勝てると気持ちが違うし、今年もいいスタートを切りたいです」と力を込める。史上3頭目の中山金杯連覇へ、ムードは最高潮だ。 〝究極の3連単〟は1着にリカンカブールを固定。計30点で勝負だ!(夕刊フジ)